うつわのあやめ屋 ブログ

横浜市戸塚区にあるうつわと手仕事作品の店

器をご提供しました 1/2

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横浜市戸塚区にある子育て支援カフェ こまちカフェさんへ器を提供しました。

 ここでは経緯をお話ししたいと思います。

 

 開店してしばらく

子育て支援カフェ・こまちカフェのスタッフの方がご来店されました。

 

こまちカフェさんが行っている支援について伺っていると

「お子さんに提供しているコップがプラスチックなんです。

本当は陶器の器を使って食事を提供したいんですよ。」とお話しされました。

 

小さなお子様が使うコップ。

プラスチック製でよい面もあるけど

お子様がよく倒してしまい飲み物が溢れるので困っているとのこと。

 

私は幼少の頃、大好きで毎食使っていたお皿とスプーンのことを思い出しました。

伯父と叔母が陶芸をしていたこともあり、

小さな頃には、おじさんやおばさんが作ってくれた器がありました。

 

ご飯茶碗とプレート皿。

その器には小さな女の子の顔と、ご飯が残さず食べられるようになる呪文が可愛く絵付けされていました。

 

 ==アブラカタブラ アブラカタブラ これは〇〇ちゃんのご飯茶碗ですよ 

   ご飯が美味しく食べられるよ==

 

この呪文がプレートの縁にグルグル連なって、可愛らしい文字のタッチで描かれていました。

 

このお皿は今はもう破れてしまったのですが。

 私はそのお皿が好きで毎日使っていたのを覚えています。

 

特にカレーをそのお皿で食べることが好きだった気がします。

好きな食べ物と好きなお皿のコンボでワクワクしながら食べていました。

 

そのお陰様もあってか

好き嫌いなくなんでも食べられるようになりました。

 

そう考えると器も食育の一つかもしれないですね。

 

放り投げると、壊れてしまう器。

この器は、カンカンと叩いたり乱暴に扱ってはいけない。

子供ながらにそれを理解していたような気がします。

 

 

もちろん軽くて安価で破れずに扱いやすい。

プラスチックのお皿のメリットも沢山ありますよね。

 

続く。